
絶賛コメント続々到着!

くさか里樹(漫画家「ヘルプマン!!」週刊朝日)
これは親子の話。
越えられない重い事情がある。
でも、介護という関係になったとき、嫌が応にも向き合わされ、
抑えきれないものが剥き出しになり、やがて溶けていく…
寡黙な中に圧倒的なメッセージを感じました。
寺尾紗穂(音楽家・エッセイスト)
父娘の話ながら、これは家族愛の物語ではない。
憎しみは捨てきれぬまま、目の前の人間の困難に手を差しのべる人間愛についての物語だ。
緊張をはらみつつ崩れゆく日常が夜の場面として描かれるなか
一際まぶしいラストの朝の風景が、人間の脆さの中に見出された希望のようにひたすら美しく、
挑戦的な状況設定と共に、映画にずしりとした風格を与えている。
光石研(俳優)
微動だにしない画面の中、逃れられぬ現実と対峙する女。
全ての音が女の心が擦れる音になる。
プラスチックの音、玄関のきしみ音。
次、根岸さんとお会いしたら、強くハグしそうです。

Kriengsak Victor Silakong
(World Film Festival of Bangkok 映画祭ディレクター)
『まなざし』は言葉やセリフは少なく、映像の持つ力で人の感情を動かす。
細部まで丁寧に作りこまれ、架空の物語を通して現実が見える。
多くの人に伝わる本当に優れた映画である。
綾戸智恵(ジャズシンガー)
「gigi~~」「wwhatt~~」
メインボーカル2人がまるでハードロック!
最後はギターの弦もブチ切れアンプから煙が!
ついに2人は疲れはててぐったりそして見つめ合う。Calm。
きれいごとや道徳で描けないのをパンクで見た。
人生は偶然だらけ、それをどう乗り越えどう受け入れ進むか。
エンディングは皆さんにあります。思い出すシーンもあり私涙でました。
映画は荒けずりだからこそリアルや!皆さん!えぐられるようなこの作品是非ご覧ください。
遠藤憲一(俳優)
人は人を、
国籍で見る人がいる。
容姿で見る人がいる。
心を見る人がいる。
そして生命(いのち)をただただまっすぐに見る人もいる。
この深いまなざしが、この映画にはある。

介護の世界を舞台に、人間ドラマを描く漫画「ヘルプマン!!」。胃ろう、認知症ドライバー、排泄など、長寿社会が直面するテーマに、熱血ヘルプマンたちが取り組む。
©くさか里樹(朝日新聞出版)